いつだって前のめり

舞台.若手俳優についてごちゃごちゃっと

若手俳優とペンライト。

推し刀ミュチャレンジ回避しましたやった~~~~~~~~!!!!

ようやく刀ミュの情報が発表になりましたね!午前中はまるで受験の合否を待つかのようにそわそわどきどきしていました。

新キャストへの阿鼻叫喚、戻ってくるキャストへの悲喜こもごも、TLでも散見しました。推しが出ている方は本当に毎度毎度おつかれさまです。新しく参戦が決まった方はとりあえず頑張って下さい。

 

はっきり言って私は刀ミュが好きではないので心の底から推しに出てほしくなかったのですが、なぜこんなにも好きじゃないのか、楽しめないのか突き詰めた結果、「若手俳優に対して『アイドル』を求めることに喜びを見いだせないから」という結論に至りました。

「実際見てないからそんな事言えるんだよ~~」という声が方々から飛んできそうですが、まあとりあえず聞いてくれ。

 

もともとゲームユーザーとして刀剣乱舞を楽しんでいた私が刀ミュを見たのは、トライアル公演のライブビューイングが最初で最後です。若手俳優おたくとして例に漏れず「ミュージカル テニスの王子様セカンドシーズン終了で亡霊となった私は、当時ゆるっとはまっていたとうらぶの2.5次元化に少なからず心踊らせていました。

ただ、噂に聞いていた不安要素がひとつ。

 

「ライブパートって本当にいるの...?」

当日ライビュを見て、一部の芝居パートはよくあの要素の少ないゲームからこれだけのお芝居まで膨らませたなと、純粋に脚本に驚きました。何枚かの立ち絵と少ない台詞でキャラクター像を作り上げたキャストもすごく努力したんだろうなと思います。ただ度々かすれる声に千秋楽の疲弊が見えて、ぼんやりと「可哀想だなあ」と思ったのを覚えています。

そしてとうとう不安だった二部を見て、愕然としました。

 

 

役者に合ってない音域、必死で歌っているのに出ない声。

...彼らは「俳優」なのになんで「アイドル」をしているんだろう。こんな合わない音域で、完全にミュージカル調ではない曲を歌って、役名が書いてあるうちわに手を振って。これはお金を払って見るクオリティなのかとすら思ってしまった自分がいました。推しがあんな運営に振り回されるような構成の舞台に出たら、居たたまれなくてたぶん泣きながら帰ってたと思います。その日から私の見たいものは刀ミュにはないなと感じ、一度のライビュで見切りをつけました。

 

トライアル公演だったから、千秋楽だったから。要素として考えられるのはもっとあるのかもしれません。もしかしたら今はもっと素敵なものになってるのかもしれない。それでも私にはどうしてもあそこまでして(本人の売り方云々は置いておいて)、若手俳優の技量がついていかないにも関わらずまかり通る、「アイドル」としての押し方に疑問しかなかったんです。

 

簡単にまとめると、そもそもなんで衣装まで変えて歌うの???クオリティあげるなら一部で魅せてくれって感じです。

それを言うと、ファンサが醍醐味、とか、あの二部の衣装が~とか言われるのは目に見えてますし、私のこの主張も、自分のもやもやを吐き出したいだけなので誰かと水掛け論する気は毛頭ありません。

 

推しに出てほしくない原因はもっとありますが、たぶんそのあたりは色々な方が言ってくれているのでここでは割愛。(推しには厄介厨ついてほしくないじゃん)

 

キャストは(たぶんそこまで)悪くないのが余計に辛いんだよ~~

言い方は悪いですけど、たかが若手俳優に歌って踊ってアイドル!が完璧に出来るとは思ってないのに、それをごり押しする大人達に腹が立つんだなあ

結構まわりに刀ミュで喜んでる人が多いので、こんな意見持ってる人間少数派なのかなあとも思います。別にアンチのつもりではないですし、ファンサもらってキャーキャー言いたい気持ちも分からんではないです。ただ私が推しのその姿を見たいかと言われれば完全にNoなので...

だから私は推しがでてもきっと笑顔でペンライトは振れない。たぶん屍のようになってると思います。

 

しがない若手俳優おたくからは以上です。

推しが出る方、本当にチケット戦争頑張って下さい!!!!

 

 

 

 

上半期舞台振り返り。

黒ステであまりにもオーバードライブしすぎて燃えかすになりました。

気がついたら一年も折り返していてちょうどいい機会なので、上半期の観劇舞台をぼちぼち振り返っていきたいと思います。

 

1月

<フランケンシュタイン

なぜだか東京にいてよく分からないまま当日券に並び、めちゃくちゃいい席で見られたよく分からない思い出。とりあえず寒くて寒くて凍えながら列に並んでた記憶があります。好きな人はどはまりするだろうなあという感じの内容でした。一幕と二幕の変動がすごい(すごい)。濱田めぐみさんを初めて拝見したんですけどとっても素敵でした。歌声が好きすぎる。あとお耽美な主演二人が本当にずるい。

 

<テニスの王子様  六角公演

9代目をよく知らないまま、とりあえずふぉろわさんにチケット譲っていただいて見に行った公演。36の作画が花とゆめでした。ダビデめっちゃイケメン。にちかちゃんかわいい。

 

<斬劇戦国BASARA 関ヶ原の戦い

関ヶ原しんっっどい...!!!!!

夏の作品があまりにもあまりにもな感じで、個人的なスケジュールもいっぱいいっぱいにも関わらずどーしても見たくて弾丸観劇を決行した旅でした。円盤が届くのでたぶんまた廃人になります。

唐橋さんの個展もちょうど行けたんですけど、お話できて幸せでした。

 

<鯛造祭

いろいろ予定をこねくり回して二回とも入りました。唐橋さんほんとうに好き。ふっきーさんめっちゃ保父さん。なにパンが好き?って言い出したときの会場の爆笑は凄かった。

 

<舞台 ドラえもん

おごえ大明神が主演で来てくださるというのに、がらっがらだった地元の会場が申し訳なさすぎた。いやもうほんと、大人にこそ見てほしい。円盤みんな買え。チケット切って会場入って瞬間から童心に帰れるような、それでいて考えさせられる正真正銘ドラえもんがそこにいました。わんつーすりー!で手拍子めっちゃした。

 

<舞台 ジョーカーゲーム

初めてリア友と舞台に行きました。舞台通いはじめて9年目で初めて友達との観劇って自分でも若干引いた。演出家がいろいろある人なんですけど、まあBASARAでそこそこ慣れてたので内容としては大丈夫、むしろ好みの構成でほっとしました。もうブルーシアターもなくなるんだなあと思うと、あれだけ好きじゃなかったのになんだか寂しい。

 

<舞台 それから

舞台上で龍角散を飲み始める役者を初めて見た。まあ喋る喋る。三人芝居なので膨大な台詞と役代わりがあるんですけど、三人とも器用にこなしてて凄すぎました。平野良の真骨頂を見た。あとふっきーさんが普通に制作も違う舞台宣伝して帰っていって怒られないか心配した。

 

<SideM グリーティングツアー

ゆうまたそがイヤモニぶっちぎった瞬間、「抱いて!!!!!!」って叫んだ(叫んでない)。

 

 <舞台 白蛇伝

推しのアクションが相変わらず凄すぎた。キャラクターの立ち位置的にも美味しい役で、不貞腐れてる演技がすごく好きでした。普通の民話なのかなーと思ってたらメッセージ性も強くて敵方の話も深掘りして見てみたい作品。ただあれだけの役者を集めても土曜日のマチソワが埋まってなくて、改めて良くも悪くも2.5作品との客入り差を感じました。

 

<小沼将太 個人イベント

推しとチェキ取ろうと思ってたら乾杯してた(?)。かっこよくて天然だけど芯はしっかりしてるんだなあっていうのがお話聞いてるとよくわかる。好きです。

 

<鯛造祭

推し推しの個人イベントが週変わりである、苦しいけど幸せな月でした。プレ使ってくれてるのが分かって新幹線で変な声でた。

おっきーさんまじでエチュード天才だと思う。次の日!!!!のくだり、最高に笑いました。

 

とりあえずざざっとこれくらいかな~~~~

下半期の予定も徐々に固まりつつあるので、またチケット増やす生活にシフトしていきます(..)

黒ステのこともちょこっと書けたらいいな!

ミュージカルヘタリア、卒業宣言。

先日、標記のミュージカルタイトルのキャスト卒業が公式から発表された。

当初は例に漏れず、「絶対に3次元は無理」「キャストに外国人連れてこい」と散々な言われようだったが、幕が開いてみれば称賛の声が本当に多く聞こえてくる舞台作品になっていた。私の推している役者は特に出演はしていなかったものの、原作を読んでいたファンとして円盤を見ただけでもとても楽しい作品だった。キャストの再現率、舞台ならではの装置の使い方、アンサンブルさんたちの表現の多様性。なにより主演の役者が声から立ち姿から全てが画面から飛び出してきたようで、初めての主演とは思えないような堂々っぷりに驚いたのをよく覚えている。一作目のカーテンコール、キャラクターソングを引き継いで歌う演出ではそれぞれの個性がこれでもかというくらい全面に出ていて大好きだ。

 

今回、三作目での卒業公演宣言に思うところがある人はたくさんいると思う。特に「どうして初日に知らせるのか」「もっと早く知っていたらチケットを取ったのに」という人もいるかもしれない。

ただ、だからこそ舞台おたくや役者おたくは追いかけられるだけ、行くことができるだけチケットを確保する。いつこの作品が終わってもいいように、いつこの人の演技が見られなくなってもいいように。もちろんそんな日が来ないことが一番嬉しいけれど、それは到底無理な話だ。舞台だっていつかは終わるし、役者はいつ引退されても引き留めることなんてファンにはできない。おたくたちは彼らに突然会えなくなるのをよく知っている。だからいつ終わっても悔いがないように、今日も劇場へ足を運ぶのだ。

 

一年半という舞台シリーズとして決して長くはない期間。それでも、ファンにとっては最高のエンターテイメントを見せてくれたと思う。客が入らなくても制作のなあなあでシリーズが続いてしまうようなこのご時世、公式からのちゃんとした閉幕宣言はどこまでも潔いとすら思う。

15日から始まった大阪公演、そして東京公演の千秋楽まで、女の子にすぐ声をかけたり規律に厳しかったり塩鮭が好きな、舞台上での彼らを全力で応援したい。

 

「天下無敵の忍び道」。

最近ようやく自分の思うように舞台に通えるようになったのが嬉しくて、突発的に作ったブログです。

最前厨でも認知厨でもないゆるいおたくですが、推しの芝居を見に劇場通うのってこんなに楽しいんだ~~と思える今日この頃

でも見たい舞台は次々と出てくるので、圧倒的に時間と金は足りない...力が欲しい...

 

そんな私の推しの一人が出ていた、舞台「天下無敵の忍び道」について少しつらつらと書きたいと思います。

若干のネタバレがあると思うので、知りたくない~と思う方はそっとブログを閉じてください。

 

今回推しの参加は、メインキャストに比べて遅れて発表されました。もうメイン4人が発表されチケット戦争は目に見えていて、こんな後だしじゃんけんみたいなことするなよ?!!?!ふざけてんのか?!!?!と、職場からの帰り道めちゃくちゃキレた記憶があります。てっきり対岸の火事だと思ってたよ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

作品自体ものすごく熱量のあるファンの方々が多くて、発表時から荒れに荒れただけに舞台としてどう見せていくのか、オリジナルキャラクターが受け入れられるのかすごく試行錯誤して作っていったんだろうなと思います。

結論からいうと、推しは最高に素敵でした。

相変わらず滞空時間が数えられるような素晴らしい跳躍にアクション、狂気的な高笑い、台詞が無いときの目線のもって行き方。どれをとっても俳優としての要素をすべて詰め込んだような役どころで、出てくる度にずーーーっと定点カメラに徹してました。

今までもあんな役を演じてるのはまず見たことながなくて、ずっと口角をあげていたりふとしたときに真顔になってぎろりと敵を睨む姿が最高に鳥肌でしたね...

たぶん信羅には信羅の信じるべきものが明確にあって、ありすぎて、それが空回りしてどんどん暗い方に進んでっちゃったんだろうなー...本当に命をすり減らしてるような感覚がびしびしと伝わってくる熱演でした。大羅との掛け合いのシーンが個人的に一番好き。今回は敵として描かれてたけど、羅刹流をメインで話作ってもめちゃくちゃ面白いのでは、なんて思ってます。 

 

実際個人イベントの時に「見たことのない姿を見せられると思う」って、すごい楽しそうに話すな~~と思ってたらこれだよ!!!しんどい!!!!!!!!好き!!!!!!!

アクションも相変わらずですげえよ...なんであの位置から音もなく動けるんだよ忍者かよ...(忍者だった)

 

あまりにもあまりにも影の主役的存在(だと勝手に思ってる)すぎて嬉しすぎて、公演終わってからずっと推しを褒めてるツイートを検索しては、鍵垢でいいね!する無心の作業に入っていました。え、みんな検索するよね...??

 

メインキャストももちろんとっっっても良かったけど、たぶんその4人は色々な人が感想を書いているので...

とりあえず円盤買って、あの高笑いを聞いてください。

あと良ければ夏の「斬劇 戦国BASARA」も来て下さい。推しがめちゃくちゃ飛んで跳ねてます。

俳優おたくのみんなはとりあえずマスミラのキャスト予想がんばろうな...

 

 

 

 

 

一つだけ文句があるとすれば、

メインキャスト以外のプレゼントボックスも置いて欲しかったです!!!!!!!!!!!!!!!!(大声)